サンタクロースからのプレゼントと信じ込ませた両親の巧妙な仕掛け

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photo by ソザイング

小学六年生まで、サンタを信じていました。
信じられていたのは、私が純粋だから、というわけではありません。
両親の巧妙な仕掛けがあったのです。


雪国のクリスマス。

玄関に靴下を下げて、イブの夜にケーキを食べながら、サンタさんからのプレゼントを待つのが我が家の習慣でした。

家族全員が、リビングでケーキを囲んでいると、

「ピンポーン♩」

「サンタさんが来たー!!」

玄関に急いで行くと、ドアの外にさっきまでなかった箱が。
ちゃんと、兄弟分。

降り積もった庭の真っ白い雪の上には、真新しい足跡が続いています。
それは、サンタさんの足跡。玄関まで来て、戻って行った足跡。

サンタさんに会えるかも!と思って、足跡を辿って行こうとしたこともありましたが、両親に、「サンタさんは恥ずかしがりやさんだから、ここから大きい声でお礼いいな。」
と言われ、そうしていました。

でも、さすがに、小学校高学年になると、この不思議を検証したくなります。友達も、サンタさんはいる、いない、と話し始めるし、本当かな?って疑う気持ちが芽生えてきました。

それで、妹と一緒にいろいろ考えてみるのですが、家族全員が揃っているときに来るサンタさんはやっぱりお父さんでもお母さんでもないよ!と信じることに。


後に、知ることになるのですが、




サンタさんの正体は、隣の家のお姉さんでした。
両親が毎年お願いして、プレゼント置いてピンポンを鳴らしてもらっていたのです。

寒い雪の中、毎年私たちのために、ピンポンダッシュしてくれたお姉さんの姿を想像して、もう感謝の気持ちでいっぱいになりました。

そんな素敵なサンタさん神話を用意してくれた両親にもありがとうです。

公開日:2014.11.26

コメント一覧

  • なーちゃん
    2 stars

    お隣さんにお願いするとは、手が込んでますね!

  • ばちょん

    両親も考えてくれたんだと思います。

  • 巧妙なハッピーサプライズですね。隣のお姉さんも気付かれやしないかはらはらドキドキだったでしょう。お父さんお母さんの子供を喜ばせたい気持ち分かります。

  • ばちょん

    そうですね!10歳以上年上のお姉さんだったので、デートとかあったのかも?ですが、ほんとありがたいです。楽しんでやってくれてたんだったらいいなって思います^_^

  • koko
    1 stars

    私も子どもに見つからないように努力したなー

  • ばちょん

    今の私もです^_^
    夜中にこっそり。

  • saga
    3 stars

    ご両親のアイデア素晴らしい。
    素敵な思い出になりますね。
    靴跡が残ってるなんて,雪国ならでは。
    隣のお姉さんも喜んでやってたんだろうなあ。

  • ばちょん

    足跡がリアルで、今でもはっきりと覚えています。
    寒いから、星もすごく綺麗なんですよ。
    本当にサンタさんがソリに乗って飛んでそうでした^_^

  • 3 stars

    サンタさんという夢をくれてる

  • ばちょん

    そうですね、いい夢もらってました。
    いつかわたしもあげたいですね^_^

  • みっちゃん
    2 stars

    今自分が親になり、なるほど!と思いました

  • ばちょん

    わたしも、両親から打ち明けられた時は、もう中学生だったので、なるほど!と思いました。
    寂しい気持ちもありましたが、嬉しい気持ちの方が大きかったです。

  • 放たれる
    3 stars

    エンターテイメントですね!

  • ばちょん

    そうですね、毎年本当に楽しみでした。サンタさんに手紙を書くと持って行ってくれるんです。さすがにマグカップにいれた飲み物は、置いたままでした^_^

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