子供のころ海水浴で溺れて死にかけた

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死にかけた話です。
子供のころ家族旅行で海水浴に行きました。

穴場スポットがあると聞いて、私たちはかなり沖に顔をだす岩場に船で行きました。
潜ると水の中にいることを忘れてしまいそうなほどの透明度で、私はモリを手に素潜りを楽しんでいました。
そんな中一匹だけ逃げずに優雅に泳ぐフグがいたので、見惚れて一緒に泳いでいました。

しかしいつのまにかフグの姿がありません。
我にかえると足元は真っ暗でかなり深いところに来てしまいました。戻ろうと泳いだ所、進みません。むしろ少しずづ後退していました。これはどうにかしなくてはと思い辺りを見渡してみました。
すると、後ろの目と鼻の先には完全な潮の流れがありました。海だというのにそこだけまるで川のような流れ方です。
しかもその流れは黒く不気味でありながら激しい流れでした。

その流れを見た私はパニックになりながら全力で岩場の方へ泳ぎ続けました。
しかしそれでも進みません。流れに近づき過ぎました。
私は必死に声をあげました。海水を飲み込みそうで「助けて」と叫ぶことができず、ひたすら泳ぎながら声を出しました。

その時ちょうど姉が私に気づいてこっちに来てくれました。
私よりも格段に泳ぎが上手いのですが私を連れて泳ぐのでは話は別です。
姉は流れがこんなにも速いとは知らなかったので二人して流されてしまいました。

ですが、流れとは少し横向きで泳いでいたところ、運よく海面からほんのわずか岩が顔を出しているのが見えました。
必死にそこまでたどり着いてみたら、その岩は元に居た岩場に点々と続いていたのです。
私と姉は休み休み全力で泳いでその岩をつたっていくことで帰ることができました。
その後聞いた話では、毎年その岩場では流されて亡くなられる方が多いと聞きました。

これにこりて、私は海をなめすぎたと反省し、助けてくれた姉に今でも感謝しています。
どうかみなさんも自然の中で遊ぶときは周りに気を付けて楽しく遊んでください。

公開日:2015.01.04

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