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僕はホームページ制作を生業としているのだが、
この仕事をするようになってから、友達や親戚などから最近よく言われるようになったのがこれ。
「暇なときにでも、俺のサイト、タダで作ってよ!」
いやいやいやいや。無理っす。
まるで「買い物いくなら、ついでに牛乳買ってきて」くらいの気軽さで言ってくるから腹が立つ。
どうやら、彼らの頭の中では、ものすごいブラインドタッチでプログラミングして、謎のツールであれこれしたら、電子レンジでチンするように出来上がると思い込んでいるんじゃないかと。
まあわかってないんだなと思って、相場を言ってあげると。
僕「さすがに無料はちょっと・・。まあ30万はもらわないと割にあわんよ」
友達「ぼったくりかよ。」
僕「」
と、大概こうなる。ここから、毎度同じような説明をしなければならない。
まず、Webサイトができるまでの工程としては
目的を達成できるサイトを作るために企画をして構想・スケジュールをたて、その目的に合ったサイトのレイアウトやデザインをおこし、プログラミング、コーディング、動作テストして、サーバーをたちあげてからようやく公開に至る。
これらの工程をしっかりとやると、一人でおこなう場合どうやっても作業時間として1ヶ月はかかってしまう。
ようするにその作業月の月給はもらわないと生活ができない。
それを、無料で作ってとは、「今度近くでお店開きたいから内装工事タダでやってくれない?」と大工さんに言っているのと同じなんだよ。
そういうこと言う奴に限って、オンラインショップサイトだったり、さらに大規模サイトだったりするのだ。
公開日:2014.10.02
分かる。
詳しく話を聞けば、考え方が変わるよ。