photo by イラストAC
ちょっと聞いて下さいな。まだ私が結婚したばかりの頃、義父が入院したとのこと。
何かお手伝いをと義母に声をかけたら、店を手伝えと連絡がくる。
義父が薬剤師で薬局を夫婦二人で細々と開局しているため。早速手伝いに。
ところが、お客はほとんどない。勢い、居間で話し相手。
「貴女のお母さん、結婚式の時にすごくいい翡翠の指輪していたわよね。」ほめられたと思った私、「有難うございます。祖母が昔、購入した物で、大事にしているんですよ」と話し始めると「お母さんが死んだらちょうだい」一瞬、耳を疑った。姑は嫁の母親の指輪をよこせというのか?ちなみにほぼ年は同じ位だし、死んだら?何を言っているんだろうと声もない。
一瞬、ひるんでいると話は突然、義弟の結婚話に及ぶ。
義弟のお嫁さんの母親は膵臓癌で半年の命と言われた。そのため、急いで結婚させたいと申し込まれ、1年ほど前に結婚したのだった。その義妹のお母さんのことを指し、姑は「○○さんのお母さん、半年の命と言われたけどもう結婚してから1年たったんだよね」と話し始めた。私も「そうですね。よかったですね。長生きなさって....」と話を受けた。
ところが、次に義母は「やーだねえ、まだ生きているんだよ~」とと続く。あっけにとられて頭の中は真っ白。私の母もその時点で癌のため、胃、十二指腸を切除しており、やせこけた体を義母の店を手伝えの一言で生まれたばかりの娘をその母に預けて飛んできたのに。
この人、義妹の家に行ったら、私の母親のことを同じようにいやだねえ、まだ生きているよと言うのだろうか。
そう思うととても尊敬できない姑と思ってしまったのであった。
公開日:2015.02.05
コメント、有難うございます。その当時、母から「お姑さんを大事にね。第一に考えてね」と言われていました。私の感情は世間には通用しないと思っていましたので、味方が増えた思いです。
ひどい姑…そんな薬局、客として行きたくないわ。
陰で何言われてるかわからないもの。
守秘義務も何もなさそう。
「まだ生きてる」って人のことを言う奴は、
他の人からもそう思われるんだよ。