23年前に転勤で家族4人でアメリカに住むことになったときのこと

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photo by (c)Tomo.Yun

今から23年も前の話です。
主人の初めての転勤で、家族4人でアメリカに住む事になりました。
3ヶ月先に主人が赴任し、私は3歳と1歳になったばかりの娘たちを連れ、英語も全く分からないのに、たった一人でアメリカまで行かなくてはなりませんでした。
荷物もいっぱいなら、心の中も不安でいっぱい。

背中には、オムツや離乳食.着替えや絵本を詰めた大きなリュック、片手には巨大なスーツケース、もう片手にはベビーカーという極限状態で、名古屋からアメリカのナッシュビル空港まで15時間ほどかけて、乗り継いで乗り継いで向かわなくてはなりません。

まだ歩けない1歳の子を抱えながらベビーカーをたたみつつ3歳児と空港バスに乗る時も、日本では一切誰にも助けてもらえないどころか、舌打ちされたり露骨に邪魔にされたりもしました。
機内では下の子が大泣きし、これまた回りの方から叱られ、気が狂いそうなほどのストレス。
が、疲労困憊でナッシュビル空港に到着したとたん、英語が話せず一言もお話してないにも関わらず、回りの人もCAも、みなさんが口々にこう言うのです!

僕、上の子と手を繋げてあげる、私はベビーカー持ってあげる、じゃあ僕はリュックを運んであげるよ…
5年間のアメリカ生活はこうして、たくさんの方からの思いやりで始まりました。
ここなら何とかやっていける!そう心から思え、希望と自信が持てた出来事でした。
お陰様で、5年間のアメリカ生活は最高に愉しい、一生の思い出になりました。すべてに感謝です。

公開日:2014.12.02

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