私は3人の孫がいる58歳の男です。

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一番上の初孫にあたる男の子は7才(小1)で、次がもうすぐ3才の女の子。
一番下は去年生まれたばかりの7か月の男の子の3人です。同じ敷地内で一緒に暮らしているので毎日孫の顔が見れて幸せだと思っています。

そんな平穏な暮らしをしている最中、今年の2月23日の夕方に事件は起こりました。
一番上の7才の孫が家の前の県道の反対側に有る友達の家にゲーム機を持って遊びに出かけた時でした、夕方で遊べる時間もあとわずかと思ったせいか、一目散に家を出てそのまま道路へ飛出してしまった瞬間、右から走って来た軽自動車にハネられてしまいました。

孫は6メートル飛ばされ地面に落下し、頭を強く打ってしまいました。すぐに救急車で病院に運ばれましたが意識不明の状態、それが1晩2晩と続きました。
私たち家族は皆、悲しみに耐えながらこの子が助かることを祈り続けました。

そして3日目、その日は私も休みを取り、午後1:00からのICU(集中治療室)での面会に備えていました。少しでも何かしらの進展や兆しへの淡い期待と万一への不安が交差している中、まあ苦しい時の神頼みになってしまいますが、午前中に市内でも有名な神社へ参拝とお守りを買いに出かけました。
すがる思いで「孫を助けて下さい。自分の命を削っても助けてください」と切に祈りました。そして参拝を終え、ベッドの手すりにぶらさげてもらおうとお守りを買い、何か幸運を感じる支えにでもなってくれれば?と思いおみくじを引いてみることに、出た数字が14番、その14番と言う数字を見た時、そういえばちょうど1週間前にその孫を連れて市内の日帰り温泉に出かけた時の事を思い出しました。温泉浴場の入り口で靴を入れるのに空いているロッカーを使うわけですが、孫は「僕14番がイイ、14番しかイヤ」と言って14番のロッカーを使ってました。
その時は特にその14番にこだわる孫の言葉などあまり気にもしていなく、「自分の好きなアニメかなんかのキャラクターの背番号かなんかだろう」ぐらいでその場では特に聞くこともしませんでした。そして話をおみくじに戻しますがもらった札は半吉でした。私は「半吉か、やっぱり運気は強くないのか」と思い神社の木に縛って帰ろうかと思いましたが、書いてあった文面が「冬かれの草木も春くれば、もとの青葉を見るぞ楽しみ」という唱えでまさに今一番願わんとする心境にピッタリの文面で有った為、持ち帰る事としました。

そして午後になり13:00時からの面会に合わせて病院に入り、始めに私と孫の母親の2人でICUに向かおうとしたところで先に来ていた息子に呼び止められました、息子は妻である孫の母親に駆け寄り何か話を始めた瞬間に母親の目から大粒の涙があふれ出ていました、私は、すぐにそれがうれしい知らせであると判りました。

なぜなら顔を上に上げたままで歓喜を表す涙であることがすぐに判ったのです。「目を開けた、意識が戻った」そう叫びながら急いでICUへ向かった、私も後を追い一緒に孫のベッドの脇に近寄った。

「りく!ママだよ分る?」その呼びかけに孫は必死に母親に寄り添おうと起き上がろうとする。

まだ口には酸素吸入器が、そして体中には点滴の管や医療器具の配線がいっぱい付いて居る状態、廻りの看護師が2人がかりで起き上がろうとする孫を押さえ続けた。私はそばにいた別の看護師に
「これって大きな進展ですよね、助かるってことですよね」するとその看護師も大きくうなずいて笑ってくれました。
子供の生命力というか、細胞の活性化というのはすごいもので、翌日には一般病棟に移り普通の食事を取り、おまけに「病院のごはんはおいしくない、イチゴが食べたい」などすっかり以前のように元気になっていきました。1日ごとにどんどん元気になっていく姿は病院へ顔を見に行くのも張り合いのあるものでした。意識が戻ってから2,3日後だったろうか、そういえばあの14という数字はこの子にとって何だったんだろうと聞いてみたら「僕の出席番号さ」 そうかそれで14番にこだわっていたのか。それにしてもまだ意識不明の時に引いた番号が14番で、そしてその直後のお昼に意識が戻った。

これも単なる偶然とは言え 神社の神さまの導きによる、何かしら神ってる事だと思い感謝しております。

近いうちにもう一度その神社を参拝し、お礼を言ってくることとします。

公開日:2019.03.30

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