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親父の話です
小学6年の頃妹は、ソフトボールのチームに入っていました
親父が妹の練習をたまたま観に来てました
その時妹がキャッチボールをしていたのですが右手を触りながら痛そうな顔して親父の所に走って来ました
妹が「もしかしたらかたを脱臼したかもしれない」と親父に言ったので
親父は、大慌てで車に乗せ病院へ向かいました
病院について受付で娘をさしだしながら親父が「すみませんかたが痛いと言ったので来たのですが」
受付「かしこまりました。
ちなみにどちらのかたですか?」
親父は、「私は父です」
受付「……ではなくてどちらのかたですか」
親父は、住所が聞きたいのかなと思い「○○県○○市○○町○○番地です」
受付がクスクス笑い
親父は、はてなな顔しています
受付は、もう一度聞き直し
受付「どちらのかたですか?」すると後ろにいた人もクスクス笑いはじめたのです
親父は意味がわかった顔して
親父「○○住所に住んでる父の名前です」を言いました
受付がこらえられなくなり爆笑し、そのあとに
受付「あの娘さんの痛めた肩は、右か左かをききたいのですが」
親父は、恥ずかしながら
親父「右です」
そんな思いで話をききました
公開日:2023.05.21
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