photo by 無料イラストのIMT
いつも通りベッドで寝ていたら、いきなりドアが開いて電気がつきました。
見ると、それはお母さんで、最近喧嘩をしていたのでまた何かで怒っているようでした。
「美顔機しらないっ??」
どうやら私が盗んだんじゃないかと疑っているみたいです。
本当に知らないし、眠いし、イライラするし、何よりも急に明るくなったので眩しいのです。
夢ならば何を言ってもいいだろうと、私は大声で叫びました。
「眩しいっ!!眩しいっ!!まぶしぃぃぃっっっい!!!!消して消して!!まぶしいよぉぉぉ!!!眩しいって!!!」
手をバタバタさせながらそれを続けると、お母さんは電気を消してドアを半開きの状態にして出ていきました。
結構すっきりしてそのまま寝ました。
そして起きると……。
ドアが夢で見たままの半開き。
いつもリモコンで豆球にしているはずの電気が、スイッチごと消えていました。
現実のことだったのです!!!
私は気まずくて、ほとんどお母さんと会話ができませんでした。
多分お母さんの方も、眩しいことであんなに逆ギレされるとは思わなかったようで、気まずく朝食をとりました。
公開日:2015.09.28
0