photo by (c)Tomo.Yun
中学生の頃といえば、思春期で誰でも多感なとき。
そして、性にも目覚めてくる頃。
今はインターネットという便利なものがあるけど、昔はエッチなものを見てみたいけど、なかなか手に入れる手段がなかった。
そんなときに、ベタだけど兄貴のベットの下にあるエロ本があることに気がついた。
なので、兄貴が部活で遅くなるという日に、エロ本を堪能しようとベットの部屋にいったわけですよ。
兄貴のベットは、その当時はまだ新しいソファーにも変形できるというソファーベットだったんだけど、ソファー型にするわけでもなく普段からずっとベット形状のままになっていた。
このベット形状のままだと、土台が低くエロ本が置いてあるとはわかりにくいので、そこに兄貴はエロ本を隠していたわけ。
ベットの奥の方に隠されているエロ本をゲットするには、ソファー型にベットの片側を持ち上げるしかない。
なので、俺もそのときは、ベットを持ち上げソファーの形にして、まんまとエロ本を堪能したわけですよ。
満足したあと、さて兄貴にバレないようにと、エロ本を元の位置に戻した。
そして、ベットの形に戻そうとしたときにあることに気が付いた。
「あれ・・?これはどうやってベット形状に戻せるの?」
その当時、ソファー型ベットっていうのは、まだ珍しかったから本気で戻しかたがわからなかった。
普通に、いったん一番上まで引き上げたら戻せるってことが、その時は、本気でわからなかった。
その時、頭の中は下に下げて平行な形にしたい思いでいっぱいだった。
だから、力技で下に下にと踏みつけまくった。
ソファーの形がだんだんと下がってきて、もう少しでベットになるって頃に、「バキっ!」と変な音がした。
よく見たらスプリングとかがぶっ壊れて、骨組が飛び出しているベットができあがった。
なんかもう・・・全てがどうしようもなくなったので、そのまま黙っておくことにした。
誰がぶっ壊したのか犯人は詮索されないまま、翌日に兄貴はまた新しいベットを買ってもらっていた…。
公開日:2014.10.30
力強いですね^_^買ってもらえてよかったです