中学生の頃、夏休みの夜は悪友と学校のプールに忍び込んで水遊びをしてた。

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当時は防犯カメラも設置されてないし、フェンスを乗り越えれば簡単にプールに入れた。
悪友が唐突に「プールにでも行くかぁ~。」と言うので、当然海パンなんて用意してない。
全員野郎ばかりだし、夜だし、全員が全裸でプールに入り遊んでいた。
悪友のリーダー的存在である首謀者の新木(仮名)が泳いでいると、坪井(仮名)が「小便してくる...。」とプールの物陰に向かったと思った瞬間、ニコッと笑ってプールの方に戻ってきた。
飛び込み台の上に立ち、新木が泳いでくるのを待ち構えている坪井。
「うわッ!」と声を上げ、オレ達はプールから急いで脱出したが、夢中で泳いでいる新木は気付いていない。
標的が射程範囲内に達すると「ジョ~ッ...。」と新木に放尿する坪井。
事の異変に気付いた新木が顔を上げると、神々しいほどの仁王立ち状態で放尿してる坪井の姿が...。
「テッメ~!」と声を上げ、プールから出る新木。
まだ放尿をしながらガニ股で逃げる坪井。
放尿が終わった坪井はフェンスを乗り越え、学校の校庭へと逃げて行く。
「待て、この野郎ッ!」とフェンスを乗り越え、坪井を追って校庭に向かう新木。
しかし、坪井と新木はそのまま学校の校庭を通り過ぎ、民家のある方へと消えて行く...。
民家の方から微かに聞こえる坪井を追う新木の声。
やがて逃げるのに疲れたのだろう。新木にヘッドロックされた状態で捕獲されてた坪井。
「テメ~、マジでシャレになんね~ぞ!」とお怒りの新木。
しばらくすると遠くの方からパトカーのサイレンが鳴っているのが聞こえる...。
民家の住人が喧嘩の声と勘違いをして、警察に通報したのだろう。
最寄りの警察署は車で10分くらいの場所にある。
慌てて洋服を着る我々に「まずは逃げるが先!」と忠告し、洋服を片手に一目散で逃げる新木と坪田。
過去に幾度か警察のご厄介になった経験がある新木と坪田は逃げ方を把握していた。
学校から離れた場所で「じゃあ、また今度。」とそれぞれが自宅へと帰って行った。
しかし、全裸で走り回る姿が民家の誰かに目撃されていたらしく、夏休みが終わった頃には学校のプール付近のフェンスに【変質者に注意】の看板が立っていた。
そんな新木と坪井も二児の父親となり、当番制で子供達が通う通学路の安全を見守っている。
当然の如く通学路にも【変質者に注意】の看板があり、その看板を背後に子供達に「気を付けてね~。」と声を掛けている新木と坪田。
オレにはお腹が痛くなるほど面白い光景である。






公開日:2022.04.20

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