きっかけはとても些細なことで1年前友達が「隣のクラスのあの子かっこいい」と言ったこと。

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1年生の時は校舎も違い、全く知らなかった彼にほぼ一目惚れをした。共通の友達を介して合同授業のとき話しかけてみた。行事では写真を撮りLINEを交換した。去年誕生日にLINEをくれたこと今でもはっきり覚えている。まだ、恋とは言えなかった頃だった。
私の学校は変わっていて2年生の後期が最後のクラス替え。同じクラスの出席番号前後を手に入れた。話せば話すほど、仕草や声、表情から話し方まで全てが私の五感を刺激した。隣の席の時は涙が出るほど笑い、周りから驚かれる程話した。彼は女の子と話すタイプじゃないので余計私を特別扱いする様に見えた。でも、私は肌で感じでいた、彼は同じ気持ちではないと。
分かっていても止められるようなものではなくて思い続けた。彼も気付いてた。月日は流れバレンタインには何も言わずにチョコが苦手な彼にコーヒー味のクッキーをあげた。修学旅行も楽しんだ。側が心地よかった。
伝えても変わらないのは分かってた。それでもこれ以上不毛な恋はしたくなかった。結果は想像通り「友達でいたい」分かっていたけれど辛かった。優しく丁寧に振ってくれた。それが彼なりの優しさで残酷さで、私は気持ちに蓋をし友達でいる事を決意した。
それから一月経つか経たないかの頃、影で彼が私の事を話しているのを聞いてしまった。要約すると「振ったのに話しかけてくるのが嫌だ」とのことだった。それ以外にも酷いことを言われていた。私の世界は崩れ落ちた。次の日から彼とは目も合わさない生活が続いた。仲の良かった私達が話さないのはあまりに不自然で、クラスの子が声をかけてくる程だった。周りのためにも、普通にするべきなのは分かっていたけれど到底無理だだった。
3週間ほど経った頃、やっと彼に怒りを失望を伝えることができた。30分以上話し、謝罪を受け入れて友達に戻ることになった。翌日から彼とは今まで通りしかし少しぎこちなく話すようになった。
現在その頃から3週間ほど経ち、かなり落ち着いてまるで全て空想だったかのようだ。彼は初めて話した時と変わらずいや、あの時よりも親しげに今日も目を見て目尻を下げて私に笑いかける。
私の机にはまだ彼から貰ったホワイトデーのお菓子が残っている。

公開日:2022.06.04

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