好きな娘がやってきて、突然、顎髭を擦るような仕草をしてきた

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僕がまだ小学3年生のころの話。
当日僕には好きな娘がいました。隣の席に座っていた子です。学校に行けば話ができると毎日が楽しみで仕方ありませんでした。
でも臆病な僕は話すことが精一杯で、好きだということを伝えることができずにいました。

ある日の放課後、友達と校庭で遊んでいるとその女の子がやってきて、突然、顎髭を擦るような仕草をしてきたのです。
僕は意味がわからず、バカにされていると思い、怒ってしまいました。女の子は少し寂しそうな顔をするも満足そうに帰っていきました。
何だったのかわからず、バカにされていると思った僕はその後も女の子に対して冷たい態度をとっていました。

それから10年以上がたったころ
何気なく観ていたテレビで女の子がやっていたあの顎髭を擦るような仕草を出演者たちがしていました。
それは手話の番組で、あの仕草は「好き」という意味だったのです。
その瞬間、僕はあの日の出来事を思い出し、そして、何であの頃に知らなかったんだと後悔しました。
もしあの仕草の意味がわかっていたら!と今も思います。
切ない初恋の思い出です。

公開日:2014.12.26

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  • 2 stars

    手話で好きと気持ちを伝えるとは考えましたね。でも、伝わらなかったのは残念です。きちんと言葉にすることが大事ですね。

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