この間、インドネシアのジョグジャカルタに行ってきたんだが。
驚いたというか、こんなことが普通におこなわれていたことに軽くショックを受けたので、書き留めておきたい。
インドネシアは一週間の旅行で行ってきた。
ジョグジャカルタにあるボロブドゥール遺跡とバリ島に訪れることが目的だった。
ジョグジャカルタは、遺跡めぐりのために一泊するだけで、遺跡巡りが終わった後は、ジョグジャカルタで特に予定がなかった。
夕食も食べ終わって、酒を飲んで少しいい気分になったころ。夜もすっかり更けていた。
普段ならさっさとホテルに戻って寝るだけなのに、酔って気持ちが大きくなっていたのもあるのか、ジョグジャカルタ市内を寄り道して散策しながら帰ることにした。
ワザと大通りを避けて、生活感あふれる細い路地の方を歩いていくと、そこはまるで迷路のようになっていた。
だが、昔から方向感覚には自信があったので、ホテルへ戻る方角だけは見失わずに、さらにドンドン進んでいくと、あるところで突如、沢山の人で賑わっている路地にでた。
賑やかではあるが、道は細い。人がすれ違うのも譲り合わないとぶつかってしまうぐらいの迷路のような細い道の途中だ。
なんでこんなところに人が沢山いるんだ?と不思議に観察してよく見てみると、若い沢山の女の子は、道の端に並んで腰かけていおり、その横を舐めるように見ながら、男たちが歩いてウロウロしている。
ここは、どうやら風俗路地らしい。
だが、男たちをみると外国人らしき人は一人も見当たらず、マレーシア人もしくは地元のインドネシア人のようだ。
まさにアンダーグラウンドな場所を発見してしまった。
ちょっと、興味がわいたのでその周辺を冷やかし散策してみた。
散策した限りでは、100メートル四方ぐらいのエリアが該当地域のようだ。かなり広く、急に混沌とした雰囲気になったので、酔っ払いすぎて夢でも見ているのかと思ったぐらいの不思議な感覚だった。
また、外国人がここに入ってくることは珍しいみたいで、稀有な目で見られた。
中には商魂たくましい人もいるので、腕を強引に引っ張ってきて部屋に連れ込もうとする子もいたので、その子に興味本位に値段を聞いてみると30,000ルピア(3,000円)とのこと。
もちろん、ゴタゴタに巻き込まれるのはごめんだし、違法行為だし、不衛生なので逃げた。
ただ、ごく普通の綺麗な若い女の子たちが、夜の住宅街の細い道に携帯電話をいじりながら腰かけて声をかけられるのを待ち、身体を売るというのが、百人単位で居たので、ちょっとショックを受けたという話でした。
公開日:2014.10.11
百人もですか。。
哀愁を感じますね。