それは夕方、1本の電話から始まりました。

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photo by pakutaso.com

近所のお豆腐屋のおじさんから「娘さんが車にはねられたから、すぐ来て!」もう手の震えが止まりませんでした。

鼓動がドキドキ大きくなり、とにかく走って急ぎました。
目にしたのは、人だかりの中に娘の赤い自転車がグニャッと曲がっていた光景と、反対車線にフロントがボコッとへこんだ車と運転手がボーゼンと立っていました。

瞬間私は涙が止まらず周りにいない娘を呼び叫びました。
お豆腐屋さんから「さっき救急車呼んだ!今、うちで寝かしてるし来て!」と呼ばれ、後についていくと泣いている娘が、いろんな方にお世話になっていました。

すぐ、警察と救急車が来て私と娘は病院へ。結果、全治3週間の打撲ですみましたが、二度と救急車のお世話にはなりたくないな、と思いました。本当に怖かったです。

今まで幽霊が怖かったけど、それ以上に寿命が縮まりました。

公開日:2014.12.06

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