今振り返ると死んでいたかもしれないと思う体験が一度だけあります。

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photo by (c)Tomo.Yun

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事件が起こったのは私が小学3年生、妹が小学2年生の冬。
当時父が穴釣りにはまっており、親子三人でよく行ったものでした。
父は私たちにかまわず穴釣りに興じていることしばしば。

理由はよく覚えていないのですが、私たち姉妹は二人で一旦車へ戻ることに。
そりゃあ穴釣りですから、皆さん湖のあちこちに穴を開けているわけで、よくその穴に足が引っ掛かったものです。それはそれは気をつけないとと思っていましたとも。まさか…

氷が足元から裂けるとは…。あぁ想定外、想定外。

もちろん私は湖へ。

幸い上半身は氷の上。幸い落ちたのは私のみ。

しかしながら周りに大人どころか人がいないではありませぬか。

ピンチであります。(こどもながらに察するものですね)

何が起こっているのやらわからぬ様子の妹に私を引っ張り上げるように指示を出しましたとも。
妹はわけもわからず私を引っ張り、私は上がろうとする度崩れる氷と格闘。

あぁ、良かった。なんとか脱出できて。

その後、父が私たちを穴釣りに連れていくことはなかったのであります。
後に聞いたところ、父は母に激怒されたそうな。当たり前でありますが。

皆様も春先の穴釣りにはくれぐれもご注意を。朗らかな太陽光が着実に氷を溶かしておりますゆえ。

公開日:2014.12.07

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