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2010年春、私と子供たちは夫の実家に引っ越すことになった。
夫は単身赴任で週末だけ帰ってくる。
なれない土地と天然すぎる義母との生活に疲れたからか、体調を崩しがちになっていた2011年2月下旬のこと。
右のこめかみあたりに小さなおできが一つできていた。
はじめは気にしていなかったが、治るどころか大きく広がっていった。
病院へ行くと帯状疱疹と診断された。飲み薬と軟膏で治るものと思っていたが、いっこうに良くならず、右頬まで広がっていった。医者はヤブだったのか。
別の病院へ行こうと思っていたやさき、2011年3月11日東日本大震災が起きた。
そこは、内陸だったが震源地に近く、ライフラインはすべて止まった。車のガソリンも少なく、町からかなり離れていたので、遠出もできそうになかった。ストレスもピークになり、顔半分がただれ、体中には発疹が出始めていた。ひどいかゆみに夜も眠れず、ここでこのまま死んでしまうのかと思っていた時、夫の転勤が異例の速さで決まった。
すぐに子供と一緒に夫の転勤地へ引越し入院した。
もう少し遅かったら死んでいただろうと言われた。
原因はストレスと薬の過剰投与だった。
顔には、今でも薄っすらと跡が残っている。
公開日:2014.12.26
かわいそうですね、、たびたびの災難、、でもよく乗り越えられましたね。お疲れ様でした。私も、困難乗り越えガンバ!!利増す。