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私の彼氏はオムレツを作ろうと決めて一週間前からレシピを考えたり材料買ったりと用意をしていました。
試食する当日の朝、彼はいつもより早く起きて慣れない料理を一人で頑張ってこないしていました。
私と彼は同じ学校に通っていてお昼をいつも一緒に食べているのですが、その日はどうも自分のオムレツの味が皆にどう評価されるか心配だったみたいで、よく喋る彼が珍しく喋らなかったのです。
私も少しそのことで緊張していましたが、きっと上手くいくだろうと信じていました。
しかし家に帰ってきて夕飯の準備をしていると彼が朝作ったオムレツを出してきて、「もしよかったら食べてくれる?」と聞いてきました。
私はどうしてオムレツがなくならなかったのかと聞くと彼のクラスメイトの女子グループが彼のオムレツに対して「臭い、気持ち悪い、不味そう」と言ったひどい発言をしたみたいで誰にも食べてもらえなかったそうです。
彼によると彼女たちは誰が作ったかも知らずただ面白がってそういう発言をしたそうです。
私がこの話を彼から聞いたときとても胸が痛みました。
彼なりに頑張って作ったオムレツをそんなひどい発言によって誰にも食べてもらえなかった。
私が彼の立場だったらクラスに居場所も感じられなくなるだろうし、泣いてしまっているかもしれません。
私は彼女たちに怒りしかないです。今は彼が可哀想で仕方がありません。
公開日:2019.10.01
食べに行ってやりたい
ごめんね知り合いじゃなくて