photo by Mike Cattell
高校2年生の時、学校の海外研修に参加し、オーストラリアに行きました。
現地では、ホームステイをしながら学校に通うのですが、
初日以外は、自分でバスに乗ってホームステイ先へ帰らないといけませんでした。
ホストファミリーのお母さんに、「12番のバス停で降りるのよ」と教えてもらい、
翌日、学校帰りに、指定されたバスに乗りこみ、12番のバス停で降りました。
「思ったより早く着いたな~」と思って歩いていたのですが、
どれだけ歩いても、全然見慣れた景色にならず・・・もう一度バス停に戻ることに。
すると、まさかの、バス停は「L2」!!
12とL2を読み違えてしまったのです!!
もはや、自分がどこにいるかも分からず、見知らぬ地で迷子になって大パニック!!
そんな時、ふと思い出したのが、英語の授業で習った、道を尋ねる例文でした。
優しそうな人を・・・と思って何人かに声をかけるも、どうやらかなり遠い場所らしく、
「うーん、ここまで行くのは無理よ」という反応。
このままここで死ぬのかも!!とかなりの恐怖に泣きそうなところに、
一人の犬連れの女性が声をかけてくれました。
地図を見せて、ここに行きたい、と伝えると、彼女は、
「いいわよ、連れていってあげるわ」と私を車に乗せたのです!!
当時、「外国は治安が悪い!!殺される!!」と思いこんでいた私・・・
車に乗るなんてありえない!!と思いつつ、このままここで凍え死ぬなら・・・
と、思い切って乗ることに。
すると彼女は、私の語学力に合わせて話をしてくれました。
自分が獣医であること、私が滞在する家の近くにはよく行くということ。
そして、30分ほどすると、お家に到着!!
「明日は迷わないようにね」と言って、帰っていきました。
外国が治安が悪いなんて、迷信なのかも!!と驚きました。
ただ・・・運が良かっただけかもしれませんが(笑)
公開日:2014.11.11
治安が悪くても、人柄は悪くないようですね。本当に助かりましたね。助け合える素晴らしい世の中でありますね。
偉いですね^_^無事でなによりです。安心な世の中がいいですよね
わかります…私もパキスタンに行った時に道に迷い聞いたらすごい無愛想で…バイクに乗せてくれて(しかも3人で(笑)ここは治安悪いぞ…しかもバイクで3人…といろんな意味でハラハラ…でも親切に送り届けてもらえました(笑)
英語わからないと不安ですよね…
おなじような体験しました。ほんとうに救いの神にあったようでした。信じられる世の中であることはすばらしい!
それにしても無事でよかったですね。
>すぷりん様
コメントありがとうございます♪
わぁ、すぷりんさんも同じような体験をされたのですね!!
人を信じることが難しい世の中ですが・・・
こういう出会いを通して、また信じてみよう、と思えるものです!!