私の母は見た目が悪いにもかかわらず男性にモテる

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photo by pakutaso.com

私の母は
チビ、
小太り、
不細工、の三拍子。

にも関わらず母は男性にモテる。

小学生の頃から私は母に
「アンタは要領が悪いな。だから男の子にモテへんねん」と言われて来た。
確かにそう。私は、そこそこの見た目を持って生まれたのに、男性にモテない。

母は、父という存在が有りながらも男性からモテモテだった。
人懐っこい笑顔、軽いボディタッチ、ツンデレな態度、
母は、そういうモテる要素が身に付いているようだ。
計算と言えば計算だけど、細かく計画して考えてやっているのではなく
本能的に男性の心を引き付ける態度を取ってる様子だ。

母はよく、細々した物を男性から贈り物されていた。
それは母が、暗に男性に贈り物をするよう仕向けているのだった。
決して、おねだりはしない。
ただ「本物ってやっぱり良いわよね」という雰囲気の話しを頻繁にし、
『この女性には本物を送らなければならない』と思わせる。
そして男性が「本革の手袋」とか「わざわざ○○から取り寄せた◎◎」など贈り物をすると
人懐っこい笑顔で「やっぱり本物は違うわね」と、とても喜ぶのだ。
でもその笑顔をいつまでも見せる訳ではない。
すると男性は、また母の笑顔を見ようと次ぎなる贈り物をするという訳だ。

父は寛大な人だったが、母は途中からあからさまに浮気をするようになり
とうとう離婚する事になった。
一文無しで追い出された母を見て「少しは懲りるか」と思いきや
母は離婚するや否や、すぐに1人の男性からプロポーズされた。
私は「世の中、甘くない」と思いながら生きているが、母にとっては甘っちょろい世の中なのだ。
母は即、その男性のもとで暮らし、離婚から丁度半年後に籍を入れるスピード婚。
懲りるどころか、母はお金に困る事もなく、働く必要もなく悠々自適に暮らし始めたのだ。

先日、久し振りに母に会った。
さすがに70歳手前、少しはヨボヨボしてるかと思っていたが
昔と変わらずフリフリの明るい色の服を着て、凄い笑顔で賑やかで華やかで
40代の私よりもずっと若々しい。

母には完敗だ。

公開日:2014.12.24

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