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私が幼稚園の年長さんだったころ。インフルエンザをこじらせて、入院していました。
まだ免疫の弱い小さい頃だったからでしょうか、「この薬で良くならなかったら、」と、重症化していたようで、どうやら私は多少瀕死の状態だったそうです。
医師に告げられた峠の夜、お母さんが不思議な夢を見ました。
お母さんの夢の中に私が出てきて、「おばあちゃんに会いたい」と言うのです。
お母さんは、夢の中だし、と思って、「じゃあ会いにいこうか」と、九州の宮崎県にいるおばあちゃんのところに、岡山にいながら、夢の中で会いにいったそうです。
翌日。
おばあちゃんから電話がかかってきました。
「まゆは大丈夫か?」
おばあちゃんに、私のインフルエンザのことは告げられていませんでした。
聞けば昨日の晩、おばちゃんが台所で何かしているとき、ふと気配を感じて後ろを見たら、私とお母さんが並んで立ってるのが見えて、ただ事ではないと思ったからだそうです。
その後、私は快方に向かい、幼稚園の卒園式には出られませんでしたがちゃんと小学校に入学できました。
知らないうちにもしかして幽体離脱でもしてたのかな、覚えてなくてもったいない、と今はのんきに思っています。
公開日:2015.01.05
そのおかげで引き戻してくれた・・・と考えるとなかなかあれですね。